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今日の一言

アマゾンの電子書籍の読み方; 

 アマゾンの圧倒的な物量の前に、ヤマト運輸が苦しんでいる。そういう報道を毎日目にするようになってずいぶん経つ。他方で、出版不況ということも久しく言われている。こうした背景情報からは、アマゾンを筆頭とする電子書籍市場はさぞかし盛り上がっているのだろう……という、印象を持つ。
 トップページにも掲載しているように、私も電子書籍ベースでいくつかの研修をAmazon Kindle Directで自主出版(自費ではない。費用は掛かっていないので。)している。どちらかと言えば、研修やコンサルティングというメインビジネスのサポートツールとして出版しているので、マーケティング活動は一切行っていないが、それでも多くの方からお買い上げいただいている。当初は「やっぱり電子書籍って普及しているんだなぁ。」と、思ったものだが、どうも数字のマジックにやられているような気がしてきた。と、いうのも、順位と購買数というデータからは、おおむねアマゾン全体の電子書籍の売上数量は予測できる。そうすると、アマゾン会員数の全体から言えば、微々たるものなのである。電子書籍はまだまだ黎明期。そういう結論に至る。
 実際、私の書籍が電子書籍のみであるがゆえに、よくこういう質問をいただく。
「紙での出版は計画していないのですか?」
「アマゾンって、専用の端末を買わないと読めないんですよね?」
私と同年配かそれ以上ならまだしも、若手、中堅くらいのほぼデジタル・ネイティブな年齢層の方ですら、こうした認識の方が多い。
なので、アマゾンの電子書籍のアプリくらいは紹介しておこうと思ったので、今日のテーマに掲げた次第である。アマゾンの電子書籍は、お手持ちのスマートフォン、タブレットで普通に読める。iOS(アップル)でも、Android(グーグル)でも、Windows(マイクロソフト)でも読める。以下のリンクからアプリをインストールして、アマゾンの会員番号とパスワードでログインすれば、アマゾンで購入したKindle版(電子書籍)がリストアップされる。無料の書籍もたくさんあるので、不安な方はまずそうした無料書籍で試してみてほしい。

https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/fd/kcp