2016.01.22
変化の言語化;
4月に昇格というサイクルの企業では、いま昇格審査の真っ最中。一方で、1月に昇格という企業では、昇格者研修の真っ最中。ということで、昇格に関わるイベントが多い今日この頃だ。
昇格について、一番重要なことは何かと聞かれると、今回のタイトルの通り、「変化の言語化」だと答えている。
たとえば、管理職になったときならば、変化は明確だ。初めて部下ができる。座る椅子が変わる・・・などなど。だけど、一般社員の等級が一つ上がったとき、昇格したからといって、何が変わるだろう? 何も変わらないことが多い。
仕事の与え方や、目標設定のレベル、組織の中での役割などを、昇格前と昇格後で、具体的にどう変えるか。本人と上司が等級要件を読み合せながら、しっかり話し合うこと。「変わる」ではなく意図的に「変える」ことをしないと、何も変わらないのである。
昇格審査も大切だが、昇格後の最初の期間がとても大切なのである。