2016.11.22
WBS:
WBSというのは、Work Breakdown Structureの略称である。単純に言えば、課題や仕事を作業レベルに分解していくロジックツリーのことだ。やるべきタスクをMECEに洗い出す。それから、個々のタスクを手順の因果関係で結びつける。これをNetwork Chart (ネットワーク図)という。PERT 法という、プロジェクトマネジメントのアプローチの一部だが、日々の業務でも役に立つ。これらの思考プロセスを無意識にでも実行している人は、手戻りや手配忘れがほとんど起きない。効率がいい。よく、段取りという言葉が使われるが、まさにこのWBS→ネットワーク図という思考プロセスはそれを指す。
仕事の段取りを良くしたいなと感じているのであれば、段取り力養成ギブスとして、WBS→ネットワーク図を書く作業を、あらゆる仕事に取り入れることをお勧めしている。