やってみることに意義がある、ではない。やってみると意義が出てくる。
８月は山の日の影響もあって、お客様のお休みが分散した。そのおかげで少し時間にゆとりができたので、いろいろ手をつけてみた。特に、自分では気が進まないけど、「やってみるといいよ」と、各方面から勧められたこと。言ってみれば、暇ができない限りやらなさそうなことに、積極的に手を出そうと決めた。たとえば、株式売買。
意外と簡単に、短期間でアカウントが開設できたので、さっそく試してみた。売買を始めて一週間くらいだが、驚くほど世の中の動きに興味が出てきた（今までもなかったわけではないが、自分とは全く関係のなさそうな業界やテーマに。テーマ株という言葉すら、はじめて知った）。何のノウハウもなくゲーム感覚で売買を繰り返すので、最初に入れた資金は確実に減っていっている。が、一週間経った今、それなりにPDCAがまわっているので、だんだん資金減少に歯止めがかかってきた。いろんな意味で、面白い。しばらくは続けることになりそうだ。
ほかにも、ビジネスとは関係のない小説の執筆、ポケモンGOなど、ヒマにあかせて色々手を出してみたが、それぞれに発見があり、やってみる価値というものを実感できた。ポケモンGOについては多分しばらくしたらアンインストールすることになるだろうが、株式売買と小説執筆については、しばらくいろいろ試しながら続けていくことになりそうだ。
日々、同じことを繰り返していると、だんだん毎日がマンネリ化してきて、つまらなくなっていく。それは、どちらかというと、自分が閉じていくからなのだろう。全く興味のないことも含めて、そういう時に何か新しいことに手を出してみると、それが刺激になって、そっちに向けて世界が開く。やってみると意義が出てくるのだ。