2016.01.19
努力は報われる:
「そんなに頑張っても、必ず結果が出るとは限らない。努力しても、結果が出なかったら損するだけ。」
最近、頑張らない人が増えている。頑張らない人の意見をよくよく聞いていくと、こういう認識であることが多い。結果が出ないから頑張らない。頑張らないから結果が出ない。
最終成果だけしか捉えることができていないから、こうなる。なぜ、最終成果しか捉えられないのか。「うまくいった時の振り返り」や「失敗の中で得たメリット」など、ポジティブな振り返りをキチンとやらないのが、原因の一つではないかと思う。
センター試験が終わったが、受験が良い例だ。志望校に受かったあと、「自分の勉強の仕方のこの部分が奏功した」という振り返りは普通しない。逆に、志望校に落ちたときに、「落ちたけど、この科目の、この部分は、今後の人生の糧になる」という確認もしない。最終成果に一喜一憂するだけの人は、プロセスの蓄積に欠ける。
頑張ることで損することなんかないのだ。そこに気づけない人には、がんばれ!という言葉は響かない。