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今日の一言

事実と認識: 

小学生との会話は難しい。「なんとか君に殴られた」と言われて、即座に相手の親に電話を掛けるわけにはいかない。それが事実とは限らないからである。本人が嘘をついているわけではない。殴られたという表現を、おとなと同じ使いかたをしているとは限らないのである。また、それについて、どう思っているのかというところでも、おとなと違う。それで傷ついたり落ち込んだりしているとは限らない。だから、その場であったことを「パパにやってごらん」と再現させてみたり、「それで、どう思った?」と感想を聞いてみたりすることが大切だ。

断片的な情報のみで、自分の推測や思い込みで処理してはいけない。まずは情報収集が必要。こう書いてみると、小学生に限らず、ビジネスやマネジメントの現場にも当てはまることだ。気を付けよう。