2015.09.15
得意、上手と強みは違う:
コンピテンシーという観点から強みを定義するならば、強みとはより高い成果につながる能力発揮(行動)ということになる。すると、なにかを上手にできるということが、必ずしも強みであるとは限らなくなる。逆に、下手であっても、それが成果につながるならば強みと言える。書画や文芸などの世界で、一流の評論家からボロボロにけなされているのに、ベストセラーとなっている例などがこれに当たる(この場合、目指す成果がなにかという点ですれ違っているケースも多いが)。
自分がなにか成果をあげたときに、どんな行動や思考がその成果に繋がったのかをきちんと振り返ると、自分の意外な強みを見つけ出すことができる。